つくしのキロク

#妊活#筋腫#胞状奇胎#腹腔鏡手術

稽留流産との診断を受けて

会計を済ませて病院を出る

歩きはするものの、真っ直ぐ家に帰りたくなかった


なんとなくで家方面に向かってたら

奥に神社がある、小さな公園があった


居るのは人慣れした黒猫が一匹だけの

静かな場所だった


そこのベンチに腰掛けてぼーっとする

さっき医者に言われたことや

内診の様子を何度も反復し思い出す

頭を整理しようとしてはいるけど、

別に動揺してるわけではない


自分に言い聞かせるというか、

納得しようとしているというか、そんな感じ


とりあえず涙が止まらなかった

ただただ悲しかった

 


段々と思考がまとまってきたのか、

なんでつくしなの?

中絶をする人もいる中でなんで?

何で子宮に関することばかり上手くいかないの?

本当にもぉダメなの?

とか、具体的な感情で頭の中がごちゃごちゃだった



少ししてから母親に報告

今日内診で、それ次第って伝えてあったから

心配してるだろうなと思って


あとは唯一伝えてた友達にも連絡した


母親からはすぐに返事が来た

旦那にも母親からLINEがきたみたいで、

横目で見たら、つくしを支えてあげて欲しい

って書いてあった



切ない



少し落ち着いて、ふと旦那の顔を見てなかった事に気付く

何だろうなー、、

別に頼りにしてない訳ではないし、

現に支えて寄り添ってくれてるんだけど、

やっぱり自分の体の事だからかな?

感覚的に、旦那にもたれてるんじゃなく、

あくまでも自分の足で立ってて、

いろんな感情を1人で受け止めてる感じ



旦那は泣いてはいなかった

無理に励ますでもなく、ただ私を心配して

抱きしめてくれてた


実感ある?

って聞いたら、内診の時 医者の話聞いて、

実感はないけど、受け止めはしたみたい


悲しかった

って言われて、また涙が溢れ出した


そのうちに涙も出なくなって、

しゃくりながら喚き声を上げて抱きついてた



しばらくして家に向けて歩き出した


お腹すいたって言うから、

家の近くにあるイートインのパン屋へ

確かにお腹は空いてたけど、

そんなに食べる気分じゃないなーって思ってたのに、結局パン3個も食べた



行儀悪く、食べながらまた検索しまくる


稽留流産

稽留流産後 妊娠確率

稽留流産 復活 など


そんな中 稽留流産と診断され

その後 自然流産をした人のブログに辿り着いた


パン屋で号泣


 


もう食べ終わったし、今度こそ家へ



今日も明日もお休みでよかった

だって知り合いになんか会いたくない


ゆっくり気持ちを整えよう