日常に埋もれていく
行きたくないけど行かなくては
会社、4日休んだだけで、朝起きられるか不安でしょうがなくて、前日中々寝られなかった
外に出てなかった訳じゃないのに、何も知らない人達と過ごすのかと思うと、家から出るのが憂鬱でしょうがない
何事もなく平常心でいなきゃと、無理に肩に力がはいるからだよね
顔も頭もぼーっとしてスッキリしない中、バタバタと支度する
慌てて電車に乗り込んで職場に向かう
おかげさまで、出血はあるものの、腹痛は徐々に収まってきていたから、身体的な苦痛は然程無かった
ギリギリの電車になっちゃって、最寄駅に着いてからも早歩きする
少し小走りしてみたり
そういう一つ一つの行動で、もぅこぶがいない事を実感していくの
だって、こぶが居た頃は小走りしないようにしてた
お腹に負担がないように、なるべくゆっくり動くようにしてた
満員電車に乗っても、お腹が圧迫されないように肘を曲げてスペースを確保してた
ちょっと肌寒いかも?なんて日、昔は荷物多いのが嫌で少しくらい我慢してたけど、なるべく冷やさないように、上着を持つようになっていた
足も冷やさないようにしてた
あ、もう早歩きしたっていいんだって、無理にノンカフェインのコーヒーやお茶を探さなくていいんだって、日常の中で気付いていく
こうやって小さなひとつひとつの変化に気付いて傷ついて、その内にそれが普通になっていくのだろう
でも今はまだ変化に気づくたびに、何で?!って、受け入れ難い気持ちになる
心だけ取り残されてるかんじ